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第24話 辻観光ホテル管理人 波の上編

男子寮を出て4か月くらいだけの短い期間であったが、辻観光ホテルの管理人として、
無料でホテルに住みついた。オーナーがコザのお金持ちの息子で琉球大学OBで、まだ若く
30歳になるかならないか。お父上に帝王学として手始めに観光ホテルの経営でもしなさい
ということだったようだ。

このオーナーは、大学を出ても働いたことがなく、少し浮世離れした方であった。悪く言う
と、世間知らず、坊ちゃん育ちで非常識もいいとこであった。

しかし、余計な心配をして生きていないので、正直で、純真で、金があるので、金の匂いで
近づいてくる奴には、容赦なく叱った。センバル次郎は気に入られたのか、管理人、兼、
1Fロビーの喫茶店のマスターもやらされた。というより朝のモーニングを早起きして作ら
なきゃいけないお手伝いさんみたいなことをやらされた。

当時、那覇防衛施設局が久米にあって、そこのえらいさん方がこのホテルに住んでいた。
ハムエッグやトーストを焦がして出しても何の文句も言われず、優しい人たちであった。
このホテルの斜め前に、料亭那覇があり、のちにセンバル次郎と周遊斉とが二人して通う
こととなり、特に周遊斉はここで大判ふるまい、チップを配るのが大好きであった。

ホテルの入り口を出て右を歩き、すぐにステーキハウス金松があり、その隣にジャッキー
があった。つまり、これらの店の20メートルもないとこに住んでいたので、朝から
金松やジャッキーに入って、Cランチを朝定食代わりにして生活していた時代があった。

ホテルの真ん前には夜になると、ブルーフイルムというのをカモの観光客相手に商売する
やくざ者たちがうろうろした。あまり入口をうろつくので、離れていってほしいので、
少し手なずけるためにお菓子などを配ったりして話せるようになり、あまりホテルの前には
立たないで下さいとお願いした。

「にいさん、若いねえ!こんなとこで俺らのようなことしちゃならねえぜ。」
ええ、十分わかっていますとも。

彼らの顔には本当に刀傷が頬にあった。時代劇に出てくるようなヤクザさんたちだった。


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Author:Marcy Goldfield
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